静岡市清水区の折戸湾で9月18日、発泡スチロールでつくられた“津波シェルター”に約120人が乗る実験が行われました。

実験に使われたのは、清水区の小野田産業が開発した発泡スチロールのシェルター「SAMメガフロート」です。津波が発生した際に活用するもので、実験では約120人を乗せシェルターの安全性や浮力などを検証しました。

<社会部 田島かのん記者>
「今沖に出ています。120人乗っていますが安定しています」
シェルターの表面に「ポリウレア」というコーティング材を吹きつけ、防水性や強度を高めています。

<小野田産業 小野田良作会長>
「誰でもいいから救いたい、命を救いたいという思いで作りました」
Q.きょうの実験は?
「大成功です。うれしいです」
今後は実用化に向けて取り組みを進めていくということです。