第三セクター「天浜線」が運賃値上げへ 背景に物価高など 人手不足も深刻化=静岡県

天竜浜名湖鉄道の運賃が2024年10月1日から平均で8.8%値上げすることに決まりました。

浜松市天竜区に本社を置く天竜浜名湖鉄道は静岡県や沿線市町などが出資する第三セクター鉄道で、運賃の値上げは国土交通省中部運輸局が認可したものです。

初乗り運賃は現行の200円から220円に改定されるなど、通常の運賃と通勤定期が10.1%、通学定期が4.2%の値上げになります。

天竜浜名湖鉄道は値上げの理由について、老朽化したインフラの更新や物価高、自然災害の増加による復旧作業や保険料の高騰などを挙げています。

また、人手不足も深刻になりつつあり、人材を確保するためには従業員の待遇改善が必要だとも説明しています。

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