8月28日開幕したパリパラリンピック。日本人メダル第1号が静岡県勢選手から出ました。パラ競泳界のレジェンド・鈴木孝幸選手(浜松市出身、37)が金メダル獲得です。
パリパラリンピック競泳男子50メートル平泳ぎ、運動機能障害のクラスに登場した鈴木選手。過去5大会で合わせて10個ものメダルを獲得している競泳界のレジェンドはスタートから抜け出し、トップに立ちます。
16年前の北京パラリンピックでマークした自己ベストを超えることを目標に臨んだパリ大会。さらにスピードを上げてリードを広げていきます。そして、見事1位でフィニッシュ。
タイム48秒04はなんと自己ベスト、自らが持つ日本記録も更新です。東京パラリンピックでも日本選手団第1号のメダルを獲得した鈴木選手が再び第1号に。2大会連続の金メダル獲得しました。
<鈴木孝幸選手>
「21歳の自分を超えて、37歳で超えての金メダル、決勝でいいタイムが出て、納得のレースができての金メダルなので、また違った喜びがある。2大会連続で(メダル)第1号がいただけて、大変光栄」