8月27日午前、富士山の富士宮口元祖七合目付近を下山中の台湾籍の60代の女性が転倒してけがをし、救助を要請しました。女性は消防隊員に背負われて下山し、病院に運ばれました。
警察によりますと、27日午前9時ごろ、富士山富士宮口元祖七合目付近で、ツアーガイドから「下山中に転倒して右足を負傷した」と警察に通報がありました。
転倒したのは、台湾籍の女性(63)で、女性は富士宮口元祖7合目付近の登山道で転倒したということです。富士山九合目に常駐する静岡県警山岳遭難救助隊員が女性を見つけ、合流した救急隊員に背負われて五合目まで下山し、病院に運ばれました。女性は足にけがをしましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、けがをした女性は十数人が参加した登山ツアーの一員で、26日から登山を始め、山小屋で宿泊しながら富士登山をしていました。