「伊豆半島で同一基準を」初の" 臨時情報" 受け伊豆市長見解 海水浴場の対応に市町でばらつきも=静岡・伊豆市

2024年8月、南海トラフ地震臨時情報が初めて出されたことを受けて、防災と観光の両立に力を入れている静岡県伊豆市の菊地市長は対応を振り返り、伊豆半島で共通の基準を設ける必要があると訴えました。

2024年8月8日、宮崎県・日向灘を震源とする地震を受けて「南海トラフ地震臨時情報」の「巨大地震注意」が出されました。

津波避難施設がある静岡県伊豆市の海水浴場では観光客を受け入れましたが、西伊豆町ではライフセーバーがおらず、対応が難しいとして、2つの海水浴場を遊泳禁止とするなど市町によって対応が分かれました。

8月20日に開かれた定例会見で伊豆市の菊地市長は、伊豆半島で統一の基準を設ける必要があると訴えました。

<伊豆市 菊地豊市長>
「伊豆半島で海水浴場のあり方とか、お客様への情報の発信の仕方とか同一基準で対応した方が分かりやすいし、我々もできる限り同一行動をとるべきだと感じた」

また、公共交通機関が止まった場合の対応も広域で検討していきたいとしました。

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