
「無差別なアプローチで被害に遭っている」特殊詐欺被害防止で住民への呼びかけ強化=静岡・裾野警察署

連続して発生している特殊詐欺の被害を減らすため、警察は住民への呼びかけを強化しています。
<静岡県警裾野警察署 清水正純署長>
「被害防止の広報の徹底を図るということで出陣式を行ないます」
裾野警察署では8月15日、警察官や地域安全推進員など約30人が参加して呼びかけの出発式が行われました。
裾野警察署管内では7月と8月上旬だけで特殊詐欺の被害が6件起きていて、すでに2023年1年間の被害件数に並んでいます。(合計被害額:約480万円)
このため警察では、金融機関や駅のパトロールを強化し、個人宅を訪問して注意喚起を行なうなどの対策を行なっています。
<裾野警察署生活安全課 山田仁志課長>
「今回、本当に年齢が若い方、携帯電話へかかってきているということで本当に無差別なアプローチで被害に遭っていると思います」
警察官をかたった電話で、30代から50代の比較的、若い人も被害にあっていて、チラシを配ることで幅広い世代へ注意を呼びかけています。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA
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