静岡県沼津市の水族館あわしまマリンパークが営業を再開してから1か月が経ちました。沼津を代表する観光スポットににぎわいが戻り、周辺への波及効果も出ているようです。
<青島悠記者>
「沼津市のあわしまマリンパークです。お盆を迎え多くの人でにぎわっています」
「はい、いきました」
夏休み恒例のイベント「ペンギンの流しアジ」。生まれたばかりのコツメカワウソの展示も始まり、愛らしい姿が人気です。
<来園客>
Q.どんなところがすごかったですか?
「ジャンプ」
「思ったよりすごかった」
2024年7月12日に営業を再開したあわしまマリンパーク。
入園者の数は例年の8割程度まで回復し、園としてはさらに勢いをつけたいところです。またあわしまマリンパークといえば、希少種も含め50種類以上展示されている「カエル館」。
大好きなカエルの研究者を目指している、東京オリンピック女子ボクシングの金メダリスト、入江聖奈さんを招いた「推しカエル教室」を9月に開く計画です。
<あわしまマリンパーク 伊藤裕館長>
「新しいアイデア、今村社長はじめスタッフが提案してくれたものを実行に移すタイミングがもう出始めてるので、皆さんですね、毎月来るぐらいの勢いで、楽しんでもらえればなと思ってます」
あわしまマリンパークの営業再開で周辺にも波及効果が広がっています。
人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のファンにとって“聖地”の一つでもある菓子店は、地域全体の盛り上がりを期待します。
<和洋菓子・喫茶松月 瀬川公伸店長>
「これからもっともっとね、我々も一緒にこういう田舎町をラブライブとともに、あわしまさん含めて色んな商売やってるお店でこう盛り上げていければなってつくづく思いますね」
地域に元気を取り戻しつつある中、これからの戦略も注目されます。