「再発防止のために組織風土の改革に努める」静岡市のビル火災から2年 殉職隊員悼み献花=静岡市消防局

静岡市葵区呉服町のビル火災で消防隊員1人が亡くなった事故から2024年8月13日で2年です。静岡市消防局では、殉職した隊員を悼み、献花式が行われました。


静岡市消防局の消防隊員が亡くなった事故から2年が経つ13日、消防局では献花式が行われ、幹部らが黙とうしました。


2022年8月13日、静岡市葵区呉服町のビルで発生した火災では、消火活動にあたっていた消防隊員(当時37)が死亡しました。


この火災をめぐっては、当時の小隊長の男性(40)が、現場の安全を管理する立場でありながら注意義務を怠り、消防隊員を死亡させた疑いで2024年8月、書類送検されています。


<静岡市消防局 池田悦章局長>
「職員の中で色々自分の意見、また全体のコミュニケーションが取れていなかったということがあります。今後、捜査協力を求められたときには、適切に対応して参ります」


静岡市消防局の池田悦章局長は「再発防止のために組織風土の改革に努める」としています。

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