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ついに死者も…静岡県内各地で限界を超えた危険な暑さ 浜松市天竜では県内今季最高の40.2度を記録 夜も熱中症対策を=静岡 

限界を超えた危険な暑さがやってきました。静岡県内は7月29日、各地で気温が上昇し、浜松市天竜区では県内で本年最高となる40.2℃を観測。ついに死者が出てしまう事態となりました。

<浜松総局 寺坂元貴記者>
「今季最高の40.2℃を記録した浜松市天竜区です。こちらは風が吹いていますが、熱風に感じるほどの暑さです」

高気圧に覆われた29日の静岡県内。強烈な日差しが降り注いだため、朝から気温がぐんぐん上昇しました。特に浜松市は、山から熱風が吹き下ろすフェーン現象も相まって、天竜区で午後2時頃、40.2℃を記録。2024年の県内の最高気温を更新しました。このほか、▼浜松市中央区で39℃▼磐田市で38℃▼三島市で36.6℃を観測。▼静岡市で35.6℃ 静岡県内18ある観測点のうち、13地点で猛暑日となりました。

また、県内では29日、熱中症の疑いで18人が搬送されていて、そのうち掛川市では、心配停止の状態で路上に倒れていた40代男性の死亡が確認されました。天竜区を流れる二俣川では、暑さをしのごうと親子連れが訪れていました。

<子ども>
「気持ちいいです。水冷たいです」
Q.40℃だけど?
「40℃?ハハハ」
<母親>
「公園とかは遊具が熱くて遊べないし、ちょっとお水で体を冷やして」

県内は夜になっても暑さは残るため、この後もこまめに水分を補給するなど熱中症への対策が必要です。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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