静岡市清水区の国道1号バイパスの工事現場で橋げたが落下し、8人が死傷した事故で、事故があった現場の橋げたの設置工事が7月25日夜から始まりました。約1年ぶりの工事再開です。
静岡市清水区尾羽の国道1号バイパスの工事をめぐっては、2023年7月、橋げたが落下し、作業員8人が死傷しました。
<社会部 中西結香記者>
「午後9時半です。国道1号線が通行規制されました。これから工事が始まります」
25日午後9時半頃から、事故のあった橋げたの工事現場で約1年ぶりに工事が再開され、造り直した橋げたが運び込まれました。
<社会部 中西結香記者>
「今、橋げたがクレーンを使って吊り上げられています。このあと橋脚の上に乗せられます」
運び込まれたのは、橋げたを構成する8つのブロックのうち2つで、クレーンで吊り上げて橋脚にのせられました。工事は8月22日にボルトで留める作業を行い、橋げたの設置が完了する予定です。