「ひとつの文化としていつまでも続けていきたい」450年続く“オッチャカチャン”「三方ヶ原の戦い」の犠牲者弔う初盆行事=静岡・掛川市
静岡県掛川市で7月24日、安土桃山時代から続く初盆の行事、その名も「オッチャカチャン」が行われました。
「オッチャカチャン」は、掛川市の鳥居町区に450年前から続く初盆の伝統行事です。徳川家康と武田信玄による「三方ヶ原の戦い」の犠牲者を弔うために始まったとされています。
小学生約50人が盆飾りを付けたササを手に、鐘や太鼓で「オッチャカチャン」の由来にもなったにぎやかな音を鳴らして練り歩きました。
<参加した児童>
「亡くなられた方のご家族の所に行き(亡くなられた方の)ご供養をすることはとてもいいことだと思う」
<50年にわたり参加する 後藤祐次朗さん(88)>
「鳥居町内では、歴史と伝統を一つの文化としていつまでも続けていきたい」
地元の人たちは玄関先に出て、にぎやかな行列を見守っていました。
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