気象庁は7月18日、静岡県を含む東海地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より1日早く、2023年より2日遅い梅雨明けでしたが、この先1か月は猛烈な暑さがやってきそうです。
18日の静岡県内は梅雨前線が北上し夏の強い日差しが照り付けました。最高気温は、浜松市佐久間35.9℃、川根本町35.1℃と猛暑日になったほか、静岡でも34.2℃と厳しい暑さになりました。
この先1週間も概ね、晴れの天気が続くため気象庁は、18日午前11時に東海地方の梅雨明けを発表しました。平年より1日早く、2023年より2日遅い梅雨明けでした。
<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
「きょうは、標高2000mの富士山須走口五合目も良く晴れています。風もほとんど吹いていないので、絶好の登山日和です」
晴れたのは、地上だけではありません。富士山も天気に恵まれ、国内はもちろん、海外からも多くの登山者が訪れていました。
<外国人登山客>
Q.How do you feel this weather?
「Nice!Nice!」
<登山客>
「山開きしてから天気悪いニュースしか見ていなかったので、これだけ天気が良くてうれしい」
いよいよ、やってきた夏本番。今年の夏は、猛烈な暑さが続く予想で特に、熱中症への警戒が必要です。
夏休みは水の事故にも気をつけなければなりません。静岡市内の中学校では水辺の安全教室が開かれ、水の事故にどう対応すればよいのか、生徒たちが体験しました。
城山中学校の1年生67人が参加し、マリンスポーツの専門家が講師を務めました。生徒たちはジャージを着てプールに入り、水から顔だけが出ている「背浮き」の状態で空のペットボトルを受け取り浮く練習をしました。また、ライフジャケットを着用したときと着用していないときとの差を体験しました。
<参加した生徒>
「(服を着た状態だと)すごく重くて、身体がずしっとなって、助けてって言っても潜ってしまって全然(水から)出られませんでした。今後も海とか遊ぶ時に気をつけた方がいいんだなっていうのが改めて分かりました」
<クラブサリーズ 仁科有弓美さん>
「子どもたちがライフジャケットつけようよとか、こんな危険があるかもしれないよ、というのを自分たちの家族に話すことが出来たら、親としても、ライフジャケット着用しなきゃなとか、そういう気持ちになりますよね」
2023年、静岡県内では7月と8月の2か月間に合わせて22件の水難事故件が起き、6人が死亡しました。静岡県警は海や水辺に行く際には天気や周囲の環境などに気をつけ、保護者には子どもから目を離さないよう注意を呼び掛けています。