夏のレジャーシーズンを前に、静岡県南伊豆町の小学校で7月10日、服を着た状態で泳ぐ「着衣水泳」の講習が開かれました。
講習は、日本赤十字社静岡県支部が海水浴シーズンを前に県内の小学校で実施していて、10日は南伊豆町の町立南中小学校で行われました。
「着衣水泳」とは、服を着た状態で浮いたり移動したりする動作のことで、万が一、海や川に落ちた時などに身を守る技術です。
児童たちは早速、服を着たままの状態で泳ぐ練習をしました。
<参加した児童>
「大の字が結構、うまくできた」
<日本赤十字社 水上安全指導員 尾形威頌さん>
「着衣の状態で海に落ちた時に、そのまま助けをしっかり待つ。そのことで、おぼれることなく、命を守ることができます」
児童たちはペットボトルや膨らまされたビニール袋を使い、浮力を活用する体験もしました。