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静岡新聞運動部

ジュビロ磐田の川崎一輝、天皇杯2回戦の宮崎戦でアピール狙う「こいつじゃなきゃあかんという選手に」

J1磐田の川崎一輝「さわやかのハンバーグは妻も大好き」


ジュビロ磐田の川崎一輝選手は天皇杯2回戦でぶつかるJ3テゲバジャーロ宮崎戦へ意欲を見せています。J3カマタマーレ讃岐から移籍した右サイドバックはここまでリーグ戦出場はありません。「アシスト、得点でアピールしたい」と意気込んでいます。

一問一答

ー試合から遠ざかっている。状態は。
いい感じです。小さい故障をちょこちょこやったが(大丈夫)。筋肉系でその後足首。

ー天皇杯で対戦するJ3テゲバジャーロ宮崎は昨季チームで唯一対戦している。
結構走って球際も強いチーム。そこで負けないようにしないと。

ールヴァン杯に出たが、なかなか出番がない。どうモチベーションを保つか。
自分が出た試合で必ず活躍すると常に思いながら。監督も言っているが、練習で出ないものは試合でも出ない。練習からしっかり試合に向けて自分にチャンスが来たときにしっかり活躍できるように取り組んでいる。

ー3日間のオフはどう過ごしたか。
東京に出かけた。妻の兄の夫妻が出産で、会いに行った。リフレッシュは結構できた。東京に行ったので買い物をした。練習よりたくさん歩いた(笑)。東京で友人ともご飯を食べに行くことができた。

ー磐田での生活には慣れたか。
徐々に慣れてきた。ナビなしで自分の家に帰宅できるようになった。成長かなと思う。

ー磐田、浜松でお気に入りの場所はできたか。
やはりさわやかのハンバーグです。妻も大好きで。週に2度ぐらい行くこともあった。げんこつハンバーグです。

ー以前多趣味と聞いたが。
休みはゴルフも行きます。(ゴルフが上手な)藤原選手ともたまに行きます。それはもちろん向こうの方がうまい。練習はコースを回る1日前だけです。リフレッシュにはなります。

ー磐田は攻撃の約束事は多くない。
讃岐時代もそこまで多くなかった。攻撃は個人のいいところを出しながら。

ーあらためてJ1とJ3の違いは。
プレースピードや一人一人がうまい。止める、蹴る基礎技術が高い。

ー待遇は変わったか。
讃岐時代は食事は各自が多く、シャワーもない。水道で水を浴びていた。環境がだいぶ違う。

ー天皇杯でどうアピールしたいか。
まず数字でアシスト、得点でアピールしたい。僕のストロングである対人、運動量で次のリーグ戦に生かせるようにしたい。

ー同じポジションで離脱中の選手もいる。
誰かがけがしていてポジションを取るのではなく、ここはこいつじゃないとあかんなというプレーヤーになれるようにやっていきたい。

ーポジションを奪うために。
技術はそうですし、判断も(足りない)。サッカーを考えてプレーするのではなく本能的にプレーすることが多い。決めつけでやることが多いが、J1で通用するかと言われたらしない。そういうところも含めて試合に出られていないと思う。

ールヴァン杯Vファーレン長崎戦は先発フル出場。手応えは。
7~8割ぐらい。力んじゃってあまりいい入りができなかった。後半のプレーは良かった。

ー守備面は。
J1とJ3の選手の違いは攻撃で相手を抜くドリブルがJ1で相手を外すドリブルがJ3。守備をしていて怖さが全然違う。J1は抜かれる怖さがあるが、J3は向かってこないから外されていても付いていける。そこがガラッと変わった。

ーチーム内では。
藤川虎太朗や古川陽介がそういうタイプ。

ー磐田でサイドバックに求められているのは。
求められているのは讃岐時代と一緒。対人やハードワーク。サッカーの根っこの部分。そこは変わりなく求められている。

ー2部練習に参加するのは26歳の川崎選手が最年長。
自分もベテランと全く思っていないので。鹿沼直生選手と同い年です。

ー2部練習の午後はどんな雰囲気でやっているのか。
楽しいですね。磐田は対人のメニューが多くて。僕は対人のメニューが好き。だから2部練習が一番楽しいです(笑)

午前中の方がベテラン選手もいて雰囲気もピリッとしている。若手はリラックスできた方が生き生きプレーできる。ふざける人はいないので(笑)
シズサカ シズサカ

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