清水エスパルスの松崎快、古巣仙台との対決「楽しみ」。リーグ最少失点の相手を崩す鍵は得点確率UP!

清水エスパルスの松崎快選手が古巣対決となる20日の仙台戦に向け、「知っている選手が多くて楽しみ」と語りました。仙台は現在リーグ最少失点。「どれだけチャンスをつくって得点の確率を上げられるか」をポイントに挙げました。ここまでの自身の出来はまだ20、30%程度だそうです。

一問一答

―仙台は古巣。
今出ている選手は昨年から残っている選手が多くて、知っている選手がいっぱいいるので楽しみ。

―気をつけなければいけないポイントは。
監督が代わって走力の部分を打ち出してくると思う。個人能力が高い選手がそろっているのは間違いないので非常にいい相手。

―仙台は守備が堅い。
前線がプレスにいったときの後ろのついて行き方がはっきりしている。長い距離をスライドして前でつぶしてショートカウンターみたいな形が多い。守るときにはしっかり固めて守れる。真ん中の長沢和輝選手がまとめていると思うが、バランス感覚が良くなっている。

―運動量や球際の強さは昨年より向上しているイメージか。
そこは間違いなくある。勢いもある。

―出場機会があったらどういうプレーをしたいか。
相手はリーグ最少失点。そういう相手にどれだけチャンスをつくり出し、決めきれるか。多くのチャンスをつくって得点の確率を上げる作業が必要になる。90分を通してチーム全体でやらないといけない。相手の隙を狙い続けて、逆にこちらは隙を見せない。自分が出たときにどういう状況かにもよるが、90分のゲームで最後に1点でも多くとっているために、時間帯、スコアを考えながらやりたい。

―複数得点のために意識していることは。
まずはボックス内にボールを入れる機会を増やす。押し込んだ後の部分の課題もあるが。あとは最終局面での背後の狙い。スペースは少ないが、ダイアゴナルなどの狙いをもう少し明確化してもいい。先に点を取られると相手が後ろに重くなって点を取るのは簡単ではなくなるので、いかに先に取れるか。それで試合の運び方も変わってくる。複数点取るために先制点をとって、どう試合を運ぶかが大事だと思う。

―首位に立って心境の変化は。
全くない。この時期に首位どうのこうのと語っても正直しょうがない。勝ち続けた先に首位があり続ければいい。あとは上位に負けないこと。最低でも勝ち点1を取る試合もしていかないといけない。相手に勝ち点を与えないことが大事になる。

―10試合終えて自身のパフォーマンスは。
20、30%くらいじゃないですかね。これからもっと上がっていく部分もあると思う。まだ10節しか終わっていない。特に後半戦になってくると絶対に落とせない試合も出てくる。もっと個人として上げるためにやっていかないといけない部分がある。
シズサカ シズサカ

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