
ジュビロ磐田のマテウスペイショット選手は前節アルビレックス新潟戦でジャーメイン良選手の得点をアシストしました。「練習から似たシーンがあった。手応えのあるプレーだった」。プライベートでも日本でうれしい出来事があったようです。
ー新潟戦でペイショット選手の落としからジャーメイン選手のゴールが生まれた。
練習の時からよく似たシーンがあった。試合のなかでもロングボールをうまくそらすことができた。ジャーメイン選手とも共通理解ができている。
鹿島戦でも同じようなシーンがあったが、その時はGKにはじかれた。今回はあの試合で重要な2点目の起点になった。自分の中では手応えのあるプレーだった。
ースピードあるジャーメイン選手がパートナーにいるやりやすさは。
お互い特長が違う前線の選手。最初の3試合に比べると、最近の3試合は連係面で特長を出し合いながら、いいプレーができている。僕たちが組んでいる時に相手にとって危険なプレー、シュートで終われるようなプレーがたくさん出ている。
最近3試合でよくなったものが、これからもっとよくなっていく。連係面含めて2人で話し合いながら互いの特長を出すプレーができれば。
新潟戦のPKシーンの裏話
ー新潟戦PKのシーンは蹴りたそうだった。あのシーンはお互い話をした。お互いPKを決める自信がある状態。キャリアを通じてたくさんPKでゴールを決めてきた自信がある。
ジャメもシーズンでPKを決めている。松原后と上原力也も来てしっかりコミュニケ-ションが取れた。ジャメからは「あのプレーに関わったのは自分」と言われた。PKを蹴れなくて問題は全くなくて、一番大事なのは磐田が勝ったこと。重要なシーンだった。

ー次節京都戦ではゴールへの期待が高まっている。
鹿島戦で初めてスタメン出場していいパフォーマンスができた。新潟戦でも途中から出場し、自分の中でいいパフォーマンスができた。自分としては自信を持ってピッチに立つことができている。
京都戦はもちろんゴールを決めたい。FWという職業はゴールがないと、長く生きられないポジション。そういった意味で自信を持って京都戦には臨む。
1点目が入れば次のゴールもすぐできるはず。まずは1点目を決めることに集中していいパフォーマンスをして貢献できれば。6試合をこなして、だいぶJリーグに適応できている。ここから先よくなると信じて、自分のプレーを信じていく。

「娘は今もドラえもん人形で遊んでいます」
ー ピッチ外での発見は。最初の1、2週間である程度の場所を回った。ブルーノジョゼと浜松城を散策した。いまは試合の間隔が短く、新しい発見がない状況。オフがあれば家族で出かける。最近のオフは渋谷に行った。
ーSNSで磐田サポーターがお子様にドラえもんの人形をプレゼントして話題になっていた。
オフのショッピングセンターでの1シーンだった。自分の娘が日本に来てドラえもんを見始めた。
クレーンゲームにドラえもんの人形があるのを見つけて、ほしいと言われた。100円に両替したが、なかなか取れない。最後の100円になった時、娘にできなかったらこれで諦めようと伝えた。
結果的に取れなくて娘が泣いた。その一部始終を見ていたご夫婦がいた。僕たちがクレーンゲームから離れた後、ご夫妻はすぐに人形が取れた。すごくうれしかったのはすぐに声を掛けてくれてプレゼントしてくれたことだ。
その行動、ホスピタリティーに感動して妻がX(エックス)で伝えたのが流れ。いまでも娘は人形で遊んでいる。あとから、そのご夫婦が磐田サポーターと知った。どこかのタイミングでその方に自分のユニホームをプレゼントできればいいと思っている。