植中(横浜M)が先制点演出

パリ五輪を目指すサッカー男子U-23日本代表の植中朝日選手(横浜M、JFAアカデミー福島出)が22日、マリとの国際親善試合に攻撃的な左インサイドハーフで先発出場しました。
追加招集された昨年のアルゼンチン戦に続く2度目の選出でしたが、前半2分にはFKを頭でそらして先制点を演出。その後は最前線に顔を出し、前半44分にはプレスからボールを奪ってシュートまで持ち込みました。

先制点の場面は「用意していたオプションの一つ。あの時間帯に取れたのはチームとして大きかったです」と納得の様子。シュートは枠を捉えられませんでしたが「思い切り体をぶつけてボールを奪い、通用するなと思いました」と一定の手応えをつかんでいました。
ただ、チームの逆転負けに「勝って修正しなければいけなかったです。自分もビルドアップに参加した時、もっと強引にターンして前を向ければ」と話しました。所属クラブでも出場時間を延ばしていて、これからもアピールを続ける決意です。
鈴木海音「悔しさぶつけたい」
磐田の鈴木海音選手はマリ戦こそ出場がありませんでしたが、大岩剛監督(清水商高出身)はこの2連戦で全員にプレー機会を与える意向で、25日のウクライナ戦での活躍が期待されます。「磐田でも試合に出られていないので悔しさをぶつけたいです。インターセプトが持ち味なので、守備で積極的にボールを奪って、いい攻撃につなげていきたいです」と意気込みました。
