
清水エスパルスの乾貴士が語った岡崎慎司の“すごみ”とは…元日本代表FWの引退発表に「一緒に清水でやりたかった…」
岡崎引退、清水の乾「何となく聞いていた」
清水エスパルスの乾貴士選手が28日の全体練習後に報道陣の取材に応じ、今季限りでの現役引退を発表した岡崎慎司選手(シントトロイデン)に対して「岡ちゃんらしく最後の試合も頑張ってもらいたい」とエールを送りました。「ここ(清水)で一緒にやりたかったな」との思いも口にしました。.jpg)
ー日本代表で一緒に戦った岡崎選手が引退を発表した。
何となく聞いていたので知っていた。あそこまで頑張ってきた人なので、ラストの試合も岡ちゃんらしく楽しんでやってもらいたい。
ー思い出は。
いっぱいありますよ。アホなこともいっぱいしたし、2018年のワールドカップもずっと一緒にいた。けがとか苦しんでいるのもそばで見てきた。
その反面、自分のことも支えてくれて助けられた。苦しんでいる中でもチームに貢献していてすごいなと感じた。誰にでも好かれる選手。そんな人柄なので僕も本当に大好き。
サッカーもあれだけ頑張れる選手はなかなかいない。そういう選手が引退してしまうのは悲しいが、頑張った結果なのでお疲れさまという感じです。
ー岡崎選手とのやりとりは。
今年でそろそろやめるかもという話は何となく聞いていたが、「まだやれるやろ」とは言いました。ただ自分も現状を見れていない。シントトロイデンの若い選手の中でやっていて、昔だったらいけたところがいけないとか、自分も出てきているので、岡ちゃんも多分出てるんだろうなと。
日本人選手の中でやっているとそういうのを感じるのが強いのかもしれない。岡ちゃんはこの後終わってからもいろいろやれることはあると思う。そこに向かって頑張ってほしい。

ー同じプロ選手として岡崎選手のすごみは。
自分も海外に行ったが、日本に帰る決断をした。ヨーロッパで戦い続けるというしんどさや難しさは、試合に出られないストレスとかも含めて分かるので。
それをずっと続けていたというのは自分にはできなかったので余計にすごいと思うし、尊敬でしかない。そこで引退っていうのも岡ちゃんらしい。ただ自分としてはやっぱり岡ちゃんと、ここ(清水)でやりたかったというのが正直な思い。残念だけど、岡ちゃんが決めたことなので尊重したい。
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