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常葉大橘の1トップ加藤成が決勝点!チームの3戦連続クリーンシートにも貢献!<静岡県高校サッカー新人戦3回戦>

サッカーの静岡県高校新人大会は1月20日、県内各地で3回戦8試合が行われた。常葉大橘はFW加藤成のゴールで日大三島を1−0で下し、ベスト8入り。21日の準々決勝は優勝候補の静岡学園と対戦する。

決勝点を決め、右手を突き上げる常葉大橘のFW加藤成

常葉大橘の加藤成「自分のゴールは“おまけ”」

常葉大橘のFW加藤成が決勝ゴールを挙げたのは前半12分。仲間のサイドアタックに呼応し、相手DFの視界から消えながらニアサイドに走り込んだ。右足を伸ばし、GKの鼻先でクロスを合わせた。

報道陣に囲まれた勝利の立役者が自身のゴール以上に喜んだのが、チームの3試合連続無失点。「自分の持ち味は運動量。守備のスイッチ役となり、前線からプレスを掛けること。ゴールは“おまけ”です」

チームは今大会に向け、徹底して守備の意識を高めてきたという。コンパクトな陣形を保ち、連動しながらプレスを掛ける練習を繰り返してきた。加藤はどんな時も「チームのために」を意識。最前線から相手を追い掛け回す役割を担っている。

三島市に住み、中学時代は清水エスパルスSS駿東でプレーしていた。高校入学後は、朝練がある日はJR沼津駅まで両親に車で送ってもらい、午前4時57分発の電車に飛び乗る生活を続ける。

準々決勝の相手は静岡学園。舞台はアイスタ日本平だ。「組み合わせが決まった時から楽しみだった。やり方を変えず、自分たちのサッカーで戦いたい」。優勝候補相手に真っ向勝負を宣言した。

<新居裕二監督>
もう少し点が入ってくれれば…。相手もタイトな守備をしてたので、そこを打開できるようにハーフタイムに修正したが、思うように表現できなかった。

新人戦は力試しなので、策を練るというよりは選手の力を表現させて、どれぐらい戦えるかを見ていきたい。守備は前線の選手も中盤の選手も、集中してよくやっている。

個々の能力は昨年のチームの方が高いが、コンビネーションという点では今年の方が上。真面目な子が多いので、全員攻撃全員守備のスタイルでやっていきたい。

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