静岡学園が東海大翔洋を2−0撃破 池田が先制点、関戸が追加点<静岡県高校サッカー新人戦3回戦>
男子サッカーの高校新人大会3回戦で静岡学園が苦しみながらも東海大翔洋を2−0で下した。
前半は思うようにボールを保持できず流れをつかめなかったが、左サイドのMF池田が中央に侵入して右足で先制点を挙げた。「相手の勢いに押されていたが、失点しなければ、流れが来ると待っていた」。右利きのドリブラーが決定力を示した。
後半4分の追加点はコーナーキックから。CB関戸が頭で合わせ、「ヘディングは得意」と笑顔で振り返った。
人工芝のグラウンドが雨で滑りやすい中、後半もリスク管理して試合を進め、ロングボールを使い、はっきりとしたプレーで相手陣にボールを運んだ。「バタバタした時間もあったが、無失点で狙い通り」(関戸)と勝負強さを見せた。
対戦相手のレベルが上がる準々決勝以降に向け、関戸が「奪った後、ボールをつなぎたい」と修正点を挙げれば、池田も「相手が2、3人で止めに来ても、もっとドリブルで縦に突破したい」と意欲を示した。
静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!
関連タグ