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サッカーU−22日本代表の大岩剛監督(清水商業高出身)が日本平でアルゼンチン戦前日会見「恩師にパワーもらった」


来夏のパリ五輪でメダル獲得を目指すサッカーU-22日本代表は18日、IAIスタジアム日本平(静岡市清水区)でU-22アルゼンチン代表と対戦する。アルゼンチンはA代表が国際サッカー連盟(FIFA)ランク1位の最強国。試合前日の17日、U-22日本代表の大岩剛監督(51)=清水商高出身=は同スタジアムで公式会見を行い、「しっかりとボールを支配するゲームをしていく」と意気込みを語った。

ー試合の意気込みを。
「アルゼンチンという強豪国と試合ができる喜びがある。静岡県の皆さんに我々のチームを知っていただく貴重な機会なので、しっかり良い準備をしたい」

ー選手にどのような姿勢を見せてほしいか。
「数少ない活動の中の1試合なので、有意義に使っていきたい。積み上げてきたものを出すことは当然だが、初めて参加する選手もいるので、チームのコンセプトを理解しながら自分の特長をしっかり出すことを求めていきたい。チームとしては、どの場所で、どのようにボールを奪いにいくかという共通認識を持った上でプレーしてほしい。攻撃に関しては、しっかりとボールとスペースを支配するゲームをしていきたい」

ーこのアイスタ日本平は大岩監督にとって地元。かける思いを聞かせてほしい。
「清水エスパルスに所属したことがないので、地元ではあるけれど、ホームという感じはしない。アウエーのロッカールームしか入ったことがなかったので、先程ホーム側のロッカールームに入ったら、アウエーより倍ぐらい広かった(笑)。

静岡県の皆さんには『ああ、清水商にいた大岩だね』と思い出していただいて、この試合を見ていただければ。鈴木海音(ジュビロ磐田)、三戸舜介(アカデミー福島出身)、松村優太(静岡学園高出身)ら馴染みのある選手もいるので、興味をもっていただけたら。先程、高校時代の恩師(大滝雅良さん)に会って、パワーをもらった。昔話をして力をもらう時間になった」

ーアルゼンチンの印象について。
「U−22のアルゼンチンは新しい監督になって、来年の南米最終予選に向けたチームづくりをしている。当然リスペクトはするが、リスペクトし過ぎないようにしたい。ホームなので、我々のスタイルで積極的にプレーすることが重要ということを共通認識にして選手を送り出したい」

ー試合のポイントは?
「我々は積極的に前線から守備をするスタイルでやってきた。1対1の個々の勝負と、前線から制限をかけて高い位置でボールを奪う組織的な守備を求めていき、ボールを支配することにフォーカスしたい」

ーアルゼンチンで警戒する選手は。
「前線にターゲットとなる選手がいるので注意しなければいけない。ボランチにはボールを落ち着かせる良い選手がいる。それぞれの所属チームの映像を見ても、能力の高さを感じている」
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