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【三保だより】清水エスパルスがJ1昇格へ再始動。課題克服へ寺で“座禅修行”も!

J2清水、昇格プレーオフの山形戦に向け練習再開


J2清水エスパルスが15日、J1昇格プレーオフの山形戦(25日、アイスタ日本平)に向けて練習を再開しました。12日のリーグ最終節でJ1自動昇格を逃したショックが尾を引く中、練習場の三保グラウンドにはサポーター有志によってチームを激励する横断幕が掲げられました。

「正直、まだ悔しい。もうこんな思いはしたくない」の横断幕も


記されていたのは「正直、まだ悔しい。すごく悔しい。それでも前に進むしかない。もうこんな思いはしたくない。皆信じている、応援してる、頼む、あと2つ。もう一度、共に」という切なるメッセージ。MF白崎凌兵は「ここに書いてある言葉だけでは収まらない言葉がもっとあるだろうと思う。自分たちが招いた結果でサポーターを悲しませた」と悔やみつつ、「まだ終わったわけではない。最後勝って終わることだけをイメージして、チームとして乗り越えたい」と語ります。

チーム全員で座禅組み精神力磨く!

秋葉忠宏監督は低調だった最終節水戸戦の前半の内容について、「ただただ心の問題」と選手たちのプレー姿勢を課題に挙げます。そして攻撃が機能した後半を「あれが彼らの本来の姿。前半からああいう姿にさせてあげられなかった自分の力のなさに吐き気がした」と自らにも矢印を向けます。そしてプレーオフの決勝まで「やれることを全てトライしたい」と語り、寺で座禅を組む機会を全員で設けて精神力を高めることを予定していると明かしました。

シズサカ シズサカ

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