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全日本高校女子サッカー選手権静岡県大会 藤枝順心がPKで常葉大橘下し12連覇

藤枝順心のGK菊地優杏 鋭い読みでPKセーブ


第32回全日本高校女子サッカー選手権県大会は29日、藤枝順心高グラウンドで決勝を行い、藤枝順心がPK戦の末に常葉大橘を下して12連覇を達成しました。

藤枝順心は前半35分、FW藤原凛音(2年、NGUラブリッジ名古屋スターチス出身)が右クロスを流し込み先制。後半11分にも藤原がCKの流れからこぼれ球に詰めて加点しました。

しかし22分に常葉大橘のMF小島あのん(1年、常葉大橘中出身)の抜け出しから1点を返すと、25分にMF中村幸来(2年、常葉大橘中出身)のヘッドで同点。互いに譲らない熱戦は延長を含めた100分間で勝負がつかず、PK戦に突入しました。

互いに1本を外して迎えた3本目、藤枝順心のGK菊地優杏(3年、いわてグルージャ盛岡JY)がコースを読んでセーブ。藤枝順心のキッカーは残り3本を全て成功し、4−3で競り勝ちました。

両チームは全国大会の出場を懸けて、11月5日から岐阜県で始まる東海大会に出場します。



シズサカ シズサカ

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