広瀬アリスさんのキックインセレモニーでパワー注入?ジュビロ磐田30周年記念マッチをヒデが振り返る!
青木:ジュビロ磐田は8月6日、エコパスタジアムでベガルタ仙台と対戦。松本昌也選手の2ゴール、金子翔太選手、ジャーメイン良選手のゴールで、4-1で勝利しました。磐田はこれで11戦負けなしです。
試合開始前にはド派手な花火と、静岡市清水区出身の女優広瀬アリスさんのキックインセレモニーで30周年記念マッチの始まりを彩りました。
ヒデ:素晴らしい。勝利の女神、広瀬アリスちゃんにパワーをもらったような。まず松本選手の1点目。しっかり抑えの効いたシュートを打ってくれました。金子選手はコースをついた、さすがのシュートでございます。ジャーメイン選手の打点の高いヘッドも気持ち良かった。チーム4点目は、松本選手がキーパーが弾いたところにしっかり詰めていましたね。
青木:2ゴール1アシスト、大活躍の松本選手のインタビューです。
〈松本選手〉
「立ち上がりはミスもありましたし、ジュビロの流れかって言われたらそうでもなかったのですが、少ないチャンスをものにした前半だったと思います。雨の中たくさんの方にスタジアムへ足を運んでいただいて、後押ししてくれたおかげで勝つことができました。大事な一戦一戦がここから待っているので、引き続き選手を後押ししてほしいなと思います」
ヒデ:最後の失点はもったいなかったですが、勝ち点3を取ることが今非常に大事というか、すべてですよね。
清水エスパルス、上位対決を制し3位浮上
青木:清水エスパルスはアウエーで東京ヴェルディと対戦し、1-0で勝利しました。前半35分、こぼれ球に反応した鈴木唯人選手がバウンドに合わせながらシュート。これが決勝点となり、3位4位の直接対決を制しました。エスパルスは3位浮上です。ヒデ:鈴木選手のゴールは、空中でバランスを取りながら、タイミングをしっかりと見て、一瞬足を止めて合わせるという非常に難しいシュートでした。右のコースをちゃんと見てたんでしょうね。さすがです。
青木:ただ鈴木選手の情報が入っております。海外クラブへの移籍を前提とした手続きの準備のため、チームを離脱することが発表されました。
ヒデ:寂しいなあ。でも、清水愛っていうのは決して失うことはないでしょう。ちゃんと戻ってくるという気持ちをこの試合で見せて、さらにちゃんとゴールしてチームを出ていく形にしている。プロ意識の高さを感じます。
藤枝MYFCの田中選手「納得できる内容ではない」
青木:藤枝MYFCは8月5日、ホームでモンテディオ山形と対戦しました。リードされて迎えた後半1分、岩渕良太選手の今シーズン5点目で追いつきましたが、後半アディショナルタイム、かつて清水エスパルスにも所属した山形の後藤優介選手にゴールを奪われ、1−2で敗れました。
藤枝MYFCに新加入した田中宏武選手のインタビューです。
〈田中選手〉
「僕の役割はチームを勝たせること。それができなかったので納得できる内容ではなかったです。ゴールやアシストをしていかないとポジション争いだけでなく、チームの順位にも影響してくる。ゴール前で決め切るということを大事にしていきたいです」
ヒデ:やってやるんだという気持ちが非常に込められたインタビューでしたね。
青木:田中選手は、立正大学から2022シーズンにコンサドーレ札幌に加入した24歳。この夏、期限付きで藤枝MYFCに移籍しました。弟の渉選手はモンテディオ山形に所属していて、今回兄弟対決が実現しました。
ヒデ:新加入選手の活躍が楽しみですね。
青木:それではJリーグ第29節が終わった時点の順位です。1位は、1試合少ない町田ゼルビアで勝点60。2位はジュビロ磐田で勝点54。3位に浮上した清水エスパルスは勝ち点49です。そして藤枝MYFCは勝ち点37で12位につけています。
ヒデ:静岡勢が上がってきています。静岡の底力が出てきてますよ。
サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!