第6回大会を迎えた県市町村対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県体協共催)の開会式が12月2日、静岡市駿河区池田のグランシップで行われ、石田和也選手(松崎中3)が「郷土の誇りを胸に、仲間の思いをたすきに込めて、力の限り走り抜くことを誓います。」と力強く選手宣誓した。 開会式には全チームの監督、選手代表、市町村長、競技役員らが出席した。県警音楽隊の演奏とチーム紹介のアナウンスが流れる中、市の部で三連覇を目指す浜松市浜松を先頭に各市町村の選手団が代表旗を手に入場した。 亀山敏郎大会実行委員長の大会宣言に続き、浜松市と昨年、町村の部を初制覇した函南町から優勝旗、優勝杯、県知事杯が返還された。 斉藤斗志二大会会長は「これだけのりっぱな大会を開催しているのは静岡県だけ。今年も紙一重の熱戦を期待する。」と激励し、石川嘉延知事も旧市町村名で参加するチームの奮闘も祈り、「スポーツは何でも強い静岡。大会を飛躍台に長距離も強いという方向に変身を。」と期待した。 松井純静岡新聞社・静岡放送社長は大会創設時の目的などを振り返りながら「それぞれ古里の思いをたすきに託して走り、頑張って下さい。」と激励し、大会を支える数多くの県民、関係機関、協賛各社の協力に感謝した。 壇上には市町村長、大会役員、来賓らが並び、力強く入場する選手団に拍手を送った。 |