静岡市を舞台に３日開かれた「第６回県市町村対抗駅伝競走大会」（静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県体協共催）は、風はあるものの青空が広がる上々のコンディションの下、県内全43市町から57チームの代表選手はさわやかに駿河路を駆け抜け、市の部で御殿場市が２時間15分７秒で３年ぶり２度目の優勝を果たし、町村の部は長泉町が３年ぶり３度目の優勝を２時間19分28秒の大会新記録で飾った。市の部の２位には静岡市静岡、３位にはＶ３を狙った浜松市浜松、町村の部の２位は２連覇を目指した函南町が入り、３位には浜松市細江がゴールした。
　 熱い戦いの後には、ゴール地点の静岡市の県営草薙陸上競技場で表彰式を行い、「入賞の表彰（市の部、町村の部ともに10位まで）」や「区間賞」、入賞はならなかったものの昨年の成績を大きく上回ったチームに贈られる「敢闘賞」、「小学生1500メートルタイムレース」などを表彰した。　
　 年々レベルが向上し、今年は市の部で３、町村の部で２つの区間新記録が誕生した。沿道には多くの観衆が詰めかけ選手を応援した。