河津を旅するならば、七滝は外せない!ということで今回は河津七滝(ななだる)をクローズアップ。河津七滝観光協会 会長の鈴木彰治さん、七滝茶屋の福司康人さんに案内していただきました。 まずは、七滝の中で最も小さい滝「かに滝」。何処に滝があるんですか?と聞いてしまったくらい小さな滝。落差2m・幅1mしかありません。まるで川の段差のよう。周りの岩場が蟹の甲羅のように見えるので「かに滝」と言うんですって!みんなでカニのポーズ「はい、チョッキン!」

続いては、有名な滝「初景(しょけい)滝」。落差10m・幅7m。 伊豆の踊り子と学生さんの銅像があって絵になります。 この日もたくさんの観光客の方が訪れていて 写真を撮るために少し並びました。 特に中国からのお客さんが熱心に撮っていましたよ。

こちらは「蛇滝」です。落差3m・幅2m。 滝を囲む岩場が蛇の鱗のように見えるので この名前が付いたそうです。 写真では分かりづらいかもしれませんが 本当に大蛇のように見えます。 ぷるぷるぷるっ。ちょっと怖いかも。
 私が一番感動した滝「釜滝」です。 落差22m、幅2mの高い滝! 縦に鋭く切られた岩肌から白い一本の滝が 流れ落ちる景色に一瞬言葉を失います。 滝つぼの形がお釜に似ているので、この名前になったそうです。 初景滝を見てほとんどのお客さんが満足して帰ってしまうそうですが 釜滝は絶対見たほうがいい!!!

橋の上から見るのは「えび滝」です。 こちらもかに滝と同様、落差5m・幅3mの可愛らしい滝です。 水の流れ落ちる岩肌がえびの体に似ているそうですよ。 どれもみんな個性的な滝でした。今回1時間で7つのうち5つを回ることが出来ました。どの滝も近いところに位置しているので簡単に歩いていけましたよ。それぞれに昔から伝わる伝説がありそうでロマンを感じました。

ところでなぜ滝とかいて「たる」と読むかというと・・・。 垂れる水→たるみ→たる と変化して呼ぶようになったそうです。 国道414号の水垂バス停で降りると、道を下って七滝が見られるオススメコースがありますよ。これからの時期、紅葉と滝のコントラストが綺麗だろうな~。 河津七滝観光協会 0558-32-0290 http://www.nanadaru.com/index2.html
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