・淡々と静かに訴えることで私たちの心に響き深く残った番組だった。海老原医師のじん肺患者と向き合う姿勢を通して、現代社会が抱える矛盾を浮き彫りにしていた。アスベスト問題は過去の問題ではなくこれからの問題であるという意識を私たちに提起していた。
・遠い記憶の中にあった遠州じん肺訴訟を思い出し、一連の問題がまだ続いていることに驚きを持って番組を見た。海老原医師の高い倫理・使命感に感銘を受けた。
・過去の映像を効果的に使っていた。海老原医師にスポットをあてた作り方は焦点が絞られていて良かった。
・じん肺患者が診察のために早朝から集まっている姿に、予約システムや専門医院の少なさなど医療の矛盾を感じた。番組が最終的に訴えたかったことが分かり難かった。
・戦後の日本の高度成長を支えた人たちの苦しみや今もなおさまざまな課題が残っていることを視聴者に伝えたいい番組だった。
・社会に訴える番組してよかったと思う。過去と今の映像を巧みに使いわかりやすくまとめていた。
・海老原医師の取り組みにより、地域の鉱山での職業病から、現代社会の問題につながっていくストーリーを展開できたと思う。ローカル的視点で捉え作られた良い作品だった。じん肺についての詳しい説明があってもよかったと思う。
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