バナナ・パパイアビール今夏も人気 東伊豆・バナナワニ園
熱川バナナワニ園(東伊豆町)オリジナルのクラフトビールが今夏も人気を集めている。同園らしく、園内で栽培しているバナナとパパイアを使った1本。昨夏は1000リットルずつが完売し、昨夏の倍のおよそ2000リットルずつを生産してリピーターに応える。
![色合いが印象的なバナナとパパイアのクラフトビール=東伊豆町の熱川バナナワニ園](/news/images/n129/1288737/IP230726TAN000137000_0001_CDSP.jpg)
「伊豆パパイヤIPA」は完熟パパイアを使用。昨年までのビールからホップの種類を変更し、爽やかな果実味が華やかに広がる。「伊豆バナナワニWeizen」は濃厚な甘みが特徴の台湾バナナ「仙人蕉」の風味を存分に感じる味わいに仕上げた。昨年に比べ苦みが少なくクリーミーという。
伊豆の国市の反射炉ビヤとの共同企画。昨夏は販売開始1カ月程度で完売したが、今夏は売り切れたとしても増産の予定があるという。副園長の神山浩子さん(42)は「毎年買ってくれる方も増えてきた。毎年試行錯誤しているので、味わいの変化も楽しんでもらいたい」としている。
いずれも1本330ミリリットルで800円。分園の売店や通販で販売し、園内のフルーツパーラーでも提供している。問い合わせは同園<電0557(23)1105>へ。