「くづらカフェ」沼津にオープン 西浦ミカンのスムージー販売
沼津市西浦久連地区でダイビングショップを営む八木克憲さん(52)がこのほど、地元特産の「西浦みかん寿太郎」を使用したスムージーを販売する「くづらカフェ」を同地区にオープンした。八木さんは「ミカンのおいしさや富士山と駿河湾の眺望の美しさといった久連の魅力を伝える場にしたい」と意気込む。
観光客らに同地区で足を止めてもらい、地域の盛り上げにつなげようと開業を決めた。カフェはテイクアウト形式で、目玉商品の「西浦みかんスムージー」と「クエン酸みかんジュース」は地元農家が生産したミカンのみで調理する。甘みと酸味が凝縮された味わいが人気という。眼前に海が広がる立地から、ハワイのような雰囲気を演出したいとガーリックシュリンプも名物として取り扱う。
店舗入り口の看板は同市公認「おさかなアートクリエーター」鈴木翔太さん(12)が制作。ミカンや西浦の海に生息する生き物を取り入れたイラストで通行人の目を引いている。サイクリストにも立ち寄ってもらおうと、店内には空気入れや工具も用意した。八木さんは「おいしくて“インスタ映え”するスポットとして西浦の新たな目的地になれば」と話した。
6月は土日の午前11時から午後4時まで営業する。