
日本平動物園のアジアゾウ・ダンボが6月13日、推定60歳の還暦を迎え果物や野菜がプレゼントされました。
メスのアジアゾウとしては国内最高齢で、園内で進む高齢化も心配されます。
<来園者>
「ハッピーバースデートゥーユー♪」
13日、推定60歳の誕生日を迎えた日本平動物園のアジアゾウ・ダンボ。
1969年の開園当初から飼育されていてメスのアジアゾウとしては国内最高齢です。
誕生日会では、スイカやリンゴなど、還暦にちなんだ赤い果物や野菜が贈られダンボは長い鼻を使って次々と口に運び、プレゼントを味わっていました。
<来園者>
「かわいかった。誕生日おめでとう」
「全然自分より先輩なのですごいな」
多くの来園者に囲まれ還暦を祝った「ダンボ」。
一方で、気になるのは高齢化です。日本平動物園では「園の顔」ともいえる人気動物の死がここ数年、相次いでいます。
2020年以降、アムールトラやライオン、キリン、オランウータンなどがこの世を去りました。
■相棒「シャンティ」を失いゾウは「ダンボ」1頭に
<静岡市 田辺信宏前市長>
「迎えたファミリーから新たな命が誕生すれば、命の大切さとそこに育まれる自然の雄大さを感じとることができる」
前の静岡市長は、かつてゾウの高齢化により、タイから新たに4頭のゾウを輸入する方針を表明していましたが、計画はとん挫。
2022年には、ダンボの相棒「シャンティ」を失い、ゾウはダンボ1頭となりました。
■飼育員「毎日退屈せずにのびのびと暮らせる環境を整えていきたい」
<来園者>
「ひとりじゃなくなって、お友達ができたらいいですね。シャンティが亡くなった時はつらかった。これからも穏やかに日々を過ごしてもらって、ますます長生きしてもらえたらと思います」
60歳から70歳ともいわれるアジアゾウの寿命。元気な姿を見せるダンボですが、高齢であることに変わりはありません。
<飼育員 横山卓志さん>
「たくさんのゾウに囲まれて過ごすのが本来の姿ではあるんですけど、当園の施設ですと1頭2頭飼うのが限界というところで、1頭になってしまったんですけれども。ダンボが毎日退屈せずにのびのびと暮らせる環境を整えていきたいと思います」
還暦を迎えたダンボ。来園者に愛されるその姿は、日本平動物園の未来を考えるきっかけにもなっています。










































































