
伊東市の新たなかじ取り役、杉本憲也市長が12月18日、就任後初めて県の市長会に出席しました。停滞した市政の立て直しに向け、分単位のスケジュールで公務に臨んでいます。
「分単位で気を使う」奔走する新市長
学歴詐称疑惑に端を発し失職した前市長に代わる新たなリーダーは、多忙な日々を送っています。
<伊東市 杉本憲也市長>
Q. 市長就任からきょうまでどうですか?
「朝から晩までしっかりと務めを果たしたいと思います。やっぱり分単位でのスケジュールになりますので、時間管理というのが非常に気をつかいますね」
午前中は、各部署の職員から業務の執行状況などの説明を受けました。現状を把握し、停滞した市政の立て直しを急いでいます。
県内の市長が集まる会合に出席
<伊東市 杉本憲也市長>
「きょうはよろしくお願いします」
杉本市長は18日午後、静岡市で県内の市長が集まる会合に出席。
<杉本市長>
「お騒がせして申し訳ございません」
先輩市長に物価高対策について聞くなど情報収集に努めていました。
<伊東市 杉本憲也市長>
「市のトップといたしまして、この間、県内の自治体の皆さんはじめ、全国の皆さんに多大なるご心配をおかけしましたこと、誠に申し訳ございませんでした。まだまだ43歳の若輩者でございますので、どうか皆さんのお知恵をお貸しいただきますよう、よろしくお願いします」
あいさつの後も積極的に発言するなど、伊東市の代表のとして責任感を高めていました。
空席の「副市長」 人事などの急務
杉本市長は12月15日の就任会見で「真っ先に着手すべきことは、体制の立て直し」と述べており、まずは2025年5月から不在となっている「副市長」と「教育長」の人事について選任を進めていると明らかにしました。
伊東市では2026年1月初めにも市議会の臨時議会が開かれる見通しで、人事案以外にも編成作業が滞っている新年度予算などについても協議が行われる見通しです。
半年にわたり足踏みを余儀なくされた伊東市政を、どれだけ早く前進させられるか。杉本市長の手腕が注目されます。







































































