「自分が死んだ方がいい」両手に長さ約10センチの刃物持って店内へ…自称77歳の無職男を逮捕 けが人なし=静岡県警

正当な理由がないのに刃物2本を持っていたとして、自称70代の男が警察に逮捕されました。男は両手に刃物を持ったまま、開店前の静岡市内の店舗に入り、「自分が死んだ方がいい」と話していたということです。

銃刀法(刃物携帯)違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、いずれも自称で、静岡市葵区北安東に住む無職の男(77)です。男は12月13日午前8時ごろ、正当な理由がないのに、刃の長さが6センチを超える刃物2本を持っていた疑いが持たれています。

警察によりますと、男が持っていたのは、いずれも長さ10センチほどの果物ナイフとナイフで、この刃物を両手に持ったまま、静岡市葵区安東にある店舗に入ってきたということです。事件当時、店は開店前で客はおらず、従業員が開店準備をしていましたが、危害を加えるようなことはなく、けが人もいませんでした。

男に気付いた従業員が「刃物を持った人が来た」と警察に通報し、駆け付けた警察官が男を逮捕しました。男は容疑を認めていて、「自分が死んだ方がいい」と話しているということです。警察が事件に至ったいきさつなどについて慎重に調べています。

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