冬の到来に備えヤシのコモ掛け作業=静岡・南伊豆町

本格的な冬の到来に備え、静岡県南伊豆町で12月1日、街路樹のヤシにコモを掛ける作業が行われました。

南伊豆町の奥石廊崎と呼ばれる地区には、県道沿いの2キロにわたって、約300本のココスヤシが植えられています。

冬になると海からの強い季節風が吹き、ヤシの木に塩害をもたらすため、毎年12月上旬にコモ掛けが行われています。

1日は、特に風が強い場所にある47本のヤシにコモが掛けられました。

町から委託された造園業者は、葉を切りそろえて丁寧に束ねた後、手際よくコモを巻きつけました。

<造園業者>
「今年から来年にかけて、風が静かなように、そしてヤシが天候に(恵まれて)育ってくれるように願っています」

コモ掛けが終わると、南伊豆町も冬の装いになります。
 

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