静岡市の雑居ビル火災で火元の飲食店店長に禁錮1年求刑「基本的管理怠った過失は非常に重大」=静岡地裁初公判

2022年8月、消防士が殉職した静岡市葵区の雑居ビル火災で、火元となった飲食店の元店長の男の初公判が10月28日、静岡地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。

業務上失火の罪に問われているは、2022年8月に静岡市葵区呉服町の雑居ビル火災で、火元となった飲食店の元店長(36)です。

起訴状などによりますと、元店長は防火管理業務で従業員を指導監督する立場だったにもかかわらず、火災を未然に防ぐ注意義務を怠り、ビルの一部を焼損させた罪に問われています。

28日、静岡地裁で開かれた初公判で、元店長は起訴内容を認めました。

検察側は、「唯一の防火管理者にもかかわらず、基本的な管理を怠った過失は非常に重大」などと指摘し、禁錮1年を求刑しました。
 

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