
9月13日午後、浜松市浜名区の市道交差点で、乗用車が車2台に衝突し、3人にけがをさせそのまま逃走したひき逃げ事件で、ブラジル国籍の27歳の男が29日、逮捕されました。
ひき逃げと無免許運転過失傷害の疑いで逮捕されたのは、浜松市浜名区引佐町金指に住むブラジル国籍の無職の男(27)です。警察によりますと、男は13日午後3時半頃、浜松市浜名区都田町の市道交差点で、無免許で乗用車を運転中、右折のために止まっていた軽乗用車に追突、さらにそのはずみで対向車線を走っていた軽トラックにも衝突し3人にけがをさせたものの、車を残しそのまま逃走した疑いが持たれています。
この事故で軽乗用車に乗っていた女性2人が胸や腰を打ち、軽トラックを運転していた男性も首を捻挫するなど、いずれも軽傷を負いました。
事故を起こした男は、その場に車を放置したまま逃走していましたが、警察は目撃者や付近の防犯カメラなどの情報から、男を逮捕したということです。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
また警察によりますと、男はこれまで免許を取得したことがない疑いもあり、警察は男が常習的に無免許運転をしていたかなど、詳しく調べるということです。