
8月9日に静岡市で行われる「将棋日本シリーズ」を前に、藤井聡太七冠と佐々木勇気八段がSBSの独占インタビューで意気込みを語りました。
8月9日、ツインメッセ静岡で行われる「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」の二回戦第一局。藤井聡太七冠は7年連続7回目、シードでの出場です。
静岡の印象について、藤井七冠は次のように語りました。
<藤井聡太七冠>
「本当に静岡市はもちろん静岡県全体として将棋熱が高くていつも対局を応援していただける印象を強く持っています」
「将棋日本シリーズ」では子ども大会も開いていて、藤井七冠自身も小学3年生の頃東海大会で初優勝を収めています。当時の経験はプロを目指すきっかけになったと言います。
<藤井七冠>
「大会に出ると優勝者は1人でほとんどの子はどこかで敗退してしまう。それは悔しい気持ちになるけれど、将棋の楽しさとともに負けてしまった悔しさも受け止めて成長していってほしい」
<藤井七冠>
「早指し戦はよりタイムマネジメントが重要になってくるので明日の対局でも意識して指していきたい」
対するは、プロ公式戦初出場の佐々木勇気八段です。
<佐々木勇気八段>
「追い詰めないと面白くないじゃないですか。藤井さんを追い詰めるにはどうしたら良いか作戦や展開を考えたい」
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」二回戦第一局は8月9日に開かれますが、公式戦の観覧や子ども大会の参加受け付けは既に締め切っています。