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第24回しずおか市町対抗駅伝 12月2日午前10時号砲!

 第24回しずおか市町対抗駅伝が、12月2日午前10時にスタートします。市の部23市25チーム、町の部12町12チームが出場し、冬の駿河路を駆け抜けます。今年は入場制限や沿道応援の自粛要請はなく、4年ぶりの通常開催です。大会コースや、あなたの市町のスタート位置は? 第1回の懐かしい記事とともにまとめます。
⇒大会公式ホームページはこちら

スタート位置は?

 静岡市で12月2日に開催される第24回静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、静岡県、県教委、県スポーツ協会共催)のスタート位置抽選会が14日、同市駿河区のグランシップで行われた。全37チームの抽選の結果、1列目1番は掛川市に決まった。今年は4年ぶりに観客を入れての実施となる。

第24回県市町対抗駅伝競走スタート順
第24回県市町対抗駅伝競走スタート順
 県内23市12町の計37チームの関係者が出席し、並びを決めた。市の部4連覇を狙う浜松市北部は3列目の31番で、昨年2位の浜松市南部は3列目27番だった。町の部で昨年優勝した清水町も3列目の29番に入った。
 1列目1番となった掛川市の駅伝事務局担当の上村皐月さんは「1列目を引く自信はあったが、1番とは」と驚きの表情。「できることをやって、昨年の10位を上回りたい」と意気込んだ。

 

走行コース、交通規制は?

※画像タップで拡大してご覧になれます

 

前回大会の結果は?

 第23回静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)は3日、県内全35市町37チームが参加し、静岡市内の12区間42・195キロで行われた。市の部は浜松市北部が2時間11分30秒で3連覇を果たし、町の部は清水町が2時間14分25秒の大会新記録で2年ぶり3度目の優勝を飾った。

市の部を制した浜松市北部の杉保滉太選手(左)と町の部を制した清水町の岩崎陽生選手=3日午後、草薙陸上競技場(浜松総局・二神亨、写真部・小糸恵介)
市の部を制した浜松市北部の杉保滉太選手(左)と町の部を制した清水町の岩崎陽生選手=3日午後、草薙陸上競技場(浜松総局・二神亨、写真部・小糸恵介)
 市の部は浜松市南部が2位、御殿場市が3位。町の部で連覇を狙った吉田町は2位。函南町が3位に入った。人口1万5千人未満の市町の1位に与えられるふるさと賞は町の部で6位入賞した南伊豆町が獲得。敢闘賞は前回より記録を伸ばした沼津市、熱海市、伊豆市、松崎町、河津町が選ばれた。
 浜松市北部は11区須田光星選手(浜松日体高)が首位との37秒差を逆転し、12区杉保滉太選手(スズキAC)が浜松市南部とのアンカー勝負を制した。清水町は吉田町との最大1分53秒差を6区からの3連続区間賞で縮め、10区斎藤みう選手(日体大)で首位を奪って逃げ切った。
 大会は市の部に23市25チーム、町の部に12町12チームが出場した。スタートの県庁本館前からゴールの草薙陸上競技場まで、444人のランナーが初冬の駿河路でたすきをつないだ。
1、2位制覇 圧巻  鈴木康友浜松市長の話  浜松市市北部の3連覇おめでとう。地域の代表として小学生から大人まで全員が力を振り絞り、1本のたすきをつないだ。多くの市民が感動していると思う。市南部も2位に入り、両チームの力走によるワンツーフィニッシュは圧巻だった。心から健闘をたたえたい。ありがとう。
予想以上の頑張り  関義弘清水町長の話  チーム記録の更新と優勝旗の奪還が目標だった。実現できてうれしい。選手らが予想以上の頑張りを見せてくれた。

最終結果  市の部
 ①浜松市北部 2時間11分30秒
 ②浜松市南部 2時間11分56秒
 ③御殿場市  2時間12分32秒
 ④静岡市静岡 2時間13分8秒
 ⑤裾野市   2時間13分27秒
 ⑥富士市   2時間13分39秒
 ⑦富士宮市  2時間14分20秒
 ⑧湖西市   2時間15分39秒
 ⑨藤枝市   2時間16分48秒
 ⑩掛川市   2時間17分23秒
 ⑪沼津市   2時間18分44秒
 ⑫菊川市   2時間19分12秒
 ⑬磐田市   2時間19分37秒
 ⑭静岡市清水 2時間20分55秒
 ⑮袋井市   2時間21分1秒
 ⑯御前崎市  2時間21分13秒
 ⑰伊東市   2時間21分43秒
 ⑱島田市   2時間21分55秒
 ⑲焼津市   2時間22分15秒
 ⑳熱海市   2時間23分4秒
 ㉑伊豆の国市 2時間24分46秒
 ㉒三島市   2時間24分51秒
 ㉓伊豆市   2時間27分59秒
 ㉔牧之原市  2時間29分44秒
 ㉕下田市   2時間30分19秒

 町の部  (★は大会新)
 ①清水町  ★2時間14分25秒
 ②吉田町   2時間15分10秒
 ③函南町   2時間17分29秒
 ④長泉町   2時間18分30秒
 ⑤小山町   2時間22分4秒
 ⑥南伊豆町  2時間31分41秒
 ⑦西伊豆町  2時間31分54秒
 ⑧森町    2時間32分30秒
 ⑨河津町   2時間33分21秒
 ⑩松崎町   2時間34分2秒
 ⑪川根本町  2時間34分21秒
 ⑫東伊豆町  2時間36分57秒

〈2022.12.5 あなたの静岡新聞〉
 ※肩書、表現は当時のまま 

第一回大会は2000年 応援席からは雄たけび

 ※2000年11月24日静岡新聞朝刊より 肩書、表現は当時のまま

 東海道400年祭プレイベントの第1回静岡県市町村対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・SBS静岡放送主催)は11月23日、静岡、清水の両市にまたがる10区間(42・195キロ)で行われ、市の部は富士市が2時間16分12秒で、町村の部は磐田郡浅羽町が2時間23分54秒で、それぞれ初代王者に輝いた。沿道には延べ23万5000人が詰め掛け、市街地から郊外の田園地帯まで、温かい声援が途切れることなく続いた。
  県内74の全市町村チームは午前10時、石川嘉延知事の号砲を合図に県庁前を一斉にスタート。ゴールの県営草薙陸上競技場を目指し小学生から40歳以上の社会人まで古里の期待と声援を背にたすきをつないだ。沿道はのぼり旗や横断幕を持参した応援団とともに、住民の人並みが幾重にも連なり、ビルの窓からも声援を送る姿が見られた。
  富士市は5区で松岡範子(スズキ)が46秒差を大逆転、6区の渡辺吉秀(富士吉原一中3年)も松岡に続く区間賞で差を広げ独走態勢を築いた。浅羽町は5位で受けた4区の村井勇二(藤枝明誠高2年)が区間賞の力走で順位を3つ上げ、5区の大石友恵(スズキ)も連続区間賞で首位に立つと、残り区間で駿東郡長泉町との接戦を制した。
  閉会式で富士市の柏木清春選手(旭化成富士)に真新しい深紅の優勝旗が、浅羽町の家田和重主将(大日精化工業)に紫紺の優勝旗が手渡され、上位チームや区間賞の発表の度に、各市町村の応援席から大きな拍手と雄たけびが上がった。
地域再生大賞