文化を反映 世界の暦見比べ 駐日大使ら招き式典 月光天文台でカレンダー展 函南

 公益財団法人国際文化交友会は函南町で運営する月光天文台で、世界のカレンダーを集めた「世界の暦・カレンダー展」を開いている。12日は、カレンダーの提供協力を受けたスリランカやパラオの駐日大使らを招き、記念式典を行った。同展は5月26日まで。

駐日大使らが参加して行われた式典=函南町の月光天文台
駐日大使らが参加して行われた式典=函南町の月光天文台
駐日大使らが参加して行われた式典=函南町の月光天文台
駐日大使らが参加して行われた式典=函南町の月光天文台
駐日大使らが参加して行われた式典=函南町の月光天文台
駐日大使らが参加して行われた式典=函南町の月光天文台

 国際交流などを目的に約30年間続くイベントで、大使館などを通じて各国からカレンダー提供を受けてきた。だが、ここ数年は新型コロナの影響で交流が停滞。再び国際的な交流を活発化させようと、各国の大使を招いて式典を開いた。
 今回は17の国と地域のカレンダー42点を展示。国によって祝日が異なったり、イスラム圏のバングラディシュは金曜休日だったりして、暦から各国の文化や歴史、宗教観が垣間見える。版行された仮名暦として国内最古とされる「三嶋暦」をはじめとした国内の暦もある。永石安明理事長は「日本や海外の文化について暦を通じて知ってもらいたい」と話した。
 (三島支局・岡田拓也)

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