将来の起業家が成果発表 浜松の団体、中央区でイベント

 浜松市が昨年8月に設立した起業を目指す学生コミュニティー「Doer・Tribe(ドゥア・トライブ)ハママツ」はこのほど、活動の成果発表イベントを中央区の起業家支援施設「FUSE(フューズ)」で開いた。3人の学生が登壇し、約90人の来場者に動画制作など学びの成果を披露した。

ドゥア・トライブ・ハママツでの学びの成果を披露する(後方左から)島尾さん、藤原さん、中島さん=浜松市中央区のFUSE
ドゥア・トライブ・ハママツでの学びの成果を披露する(後方左から)島尾さん、藤原さん、中島さん=浜松市中央区のFUSE

 静岡大大学院の島尾青空さん(24)、浜松学芸高の藤原永璃さん(16)、浜松学院大の中島孝師さん(22)が起業に興味を持った経緯のほか、指導陣による講義や、学生同士の交流でスタートアップ(新興企業)のイメージを膨らませたことなどを紹介した。
 島尾さんは2040年に起こり得る環境の変化や高齢化など日本の課題を想定して「社会問題の解決に向けた人と社会をつなぐ場所づくり」をテーマにした人材交流など事業を4月から始めることを報告した。女優田中道子さんによる基調講演やトークセッションも行った。

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