手作り雑貨好評 浜松特支城北分校生が販売

 浜松特別支援学校城北分校(浜松市中央区)の生徒が作業学習で製作した文房具やアクセサリーなどの雑貨を販売する「まちなか販売会」が23日、市内の商業施設3カ所で開かれた。学校で学んだ知識や技術を生かして作った手作り品を多くの買い物客が手に取り、人気を集めた。

手作り雑貨をPRする生徒(左)=浜松市中央区
手作り雑貨をPRする生徒(左)=浜松市中央区

 1~3年生52人が縫製、金属加工、レザークラフト、印刷加工の4班に分かれて製作に励んだ。動物やキャラクターの厚紙を表紙に活用したかわいらしいノートやメモ帳、ブリキ製の筆箱、コインケースなどの革製品が並んだ。販売会では生徒が店頭に立ち、丁寧な接客で商品をPRした。
 コロナ禍の影響で開催は5年ぶり。卒業を間近に控えた3年生も一般客への販売は初体験だった。古市秀太さん(17)は「一生懸命作った商品をたくさんの人が購入してくれてうれしかった」と笑みを浮かべた。
 (浜松総局・池田悠太郎)

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