くふうハヤテベンチャーズ静岡　選手紹介【連載記事まとめ読み】

内野手・高橋駿⚾初代主将、打力生かす
　「打撃タイトルを獲得したい。その先にドラフトがある」。ＮＰＢ入りを目指す初代主将は並々ならぬ決意で開幕を見据えている。静岡籠上中時代は県大会準優勝を経験。静岡西高を経て、プロという夢を追い複数のチームを渡り歩いた。だが２０…

投手・田中健二朗⚾静岡からもう一度挑戦
　２００７年の選抜高校野球大会で常葉菊川を優勝に導いた左腕が、１７年ぶりに静岡に戻ってきた。「６６年ぶりの球団増加。ファンの皆さまとともに、プロ野球の歴史の一ページを刻んでいきたい」。再び静岡の野球界を盛り上げる意気込みだ…

投手・池谷蒼大⚾ストレート磨き再起へ
　地元に誕生した球団で再起を懸ける。不完全燃焼に終わったＤｅＮＡでの３季を経て、新天地からＮＰＢへの返り咲きを目指す。ＤｅＮＡで過ごした後半は左肘の痛みに悩まされた。「ベストの状態で臨みたい」と昨年末に手術。今は４月の実戦復…

外野手・福田秀平⚾けがと闘う３４歳の挑戦
　野球人生を左右する大けがと向き合いながら、ベテランが新天地で汗を流している。「元気な姿を見せたい。僕たちがグラウンドで頑張ることで、野球っていいなと思ってもらえたらうれしい」ソフトバンクでは内外野を守れる器用さと俊足、勝負…

投手・藤岡好明⚾最年長、尽きぬ向上心
　「やりたいのなら続ければいいんだよと、選択に悩む人たちに伝えたい」。チーム最年長のベテランは、自らがプレーする姿にそんなメッセージを込めている。ソフトバンクなどＮＰＢ３球団を渡り歩き、主に中継ぎとして１５年間で積み上げた登…

内野手・倉本寿彦⚾「導かれた縁」活躍誓う
　「導かれるようにご縁をいただいた」。かつてのＤｅＮＡの正遊撃手が入団の経緯を振り返る。偶然の出来事からつかんだ新たな挑戦の場。球団への感謝を力に変え、ＮＰＢに返り咲く日を思い描いている。古巣の日本新薬を退団し、所属先を探し…

投手・竹内奎人⚾医師の道中断　先発候補
　群馬大医学部で勉学に励みながらＮＰＢ入りを夢見てきた、異色の経歴を持つ右腕だ。今月上旬に国家試験を終えた医師の道は一時中断。野球に専念し、もう一つの目標に挑む。静岡高時代は、今回再びチームメートになった同学年の池谷と左右の…

捕手・深谷力⚾打率３割狙い守備も磨く
　「打てる捕手」がセールスポイントだ。前所属の関西独立リーグ和歌山では加入から５季連続で打率３割超えを記録。捕手は本格的に取り組んで３年目と日が浅く、さらなる進化の可能性を秘める。「出場経験のない高校を甲子園に」と大阪から飛龍…

外野手・平湯皓基⚾武器の打力で未来を
　昨季は九州アジアリーグの宮崎サンシャインズで本塁打数リーグ３位タイ。終盤までタイトル争いに絡んだ、自慢のパンチ力で未来を切り開く。寮生活で厳しい環境に飛び込みたいと、愛知県から静清高に入学。投手として３年間を過ごした。大学…

投手・野村裕樹⚾高い能力　期待の右腕
　本格的に投手に転向して５年。最速を１４９キロまで伸ばした高いポテンシャルに首脳陣から期待がかかる。「まずはローテーション入りを。チャンスをつかみ、ドラフト指名されるよう頑張りたい」。６年ぶりに戻った静岡で、右腕が飛躍を誓う。…

捕手・居谷匠真⚾強肩と出塁率で貢献
　強肩自慢の２１歳。「（バットへの）コンタクト率や選球眼には自信がある。出塁率を見てもらえれば」と打者としての貢献も見据える。ＮＰＢでは挫折を味わったが、「自分の力はこんなものじゃない」と再起に並々ならぬ決意を示す。高卒で３…

内野手・西川僚祐⚾未完の大砲　再起期す
　旧友と再びＮＰＢの舞台で－。非凡な長打力を武器に、期待のスラッガーが再起を懸ける。神奈川・東海大相模高では１年夏から４番を務め、甲子園は２０２０年にコロナ禍で中止となった選抜に代わる「交流試合」も含めて２度出場。通算５５本塁…

投手・西浜勇星⚾最速１５４キロの本格派
　最速１５４キロを誇る本格派右腕だ。育成契約で入団したオリックスではわずか１年での戦力外を経験したが、心機一転の新天地で潜在能力の開花を目指している。持ち前の研究熱心さが飛躍を促してきた。高校時代には大リーガーの動画を手本に…

捕手・谷川唯人⚾勝利に導くリードを
　周囲とのコミュニケーションを大切に、開幕スタメンマスクをつかみ取る決意だ。ロッテでの３年間は遠投１２０メートル超の強肩とパンチ力のある打撃でアピールを続けたが、支配下を勝ち取ることができなかった。「今までとは違う自分を出し…

内野手・折下光輝⚾未来切り開くパンチ力
　１２球団合同トライアウトで豪快弾を放った右の強打者。「持ち味はパンチ力。一発があるというところを示したい」と連日アピールを続ける。育成で入団した巨人では「浮き上がる真っすぐと消えるスライダーは本当だった。どうしたら前に飛ぶの…

外野手・篠原玲央⚾確実な打撃と強肩魅力
　遠投１２０メートルの強肩と、打率を残せるシュアな打撃が魅力の外野手。野手の中では唯一の大卒入団選手で「全力疾走、全力プレーにこだわっていきたい」と元気にグラウンドを駆け回る。共栄大では３年春にリーグ戦デビューを果たし、首位打…

投手・大生虎史⚾成長途上の１７歳右腕
　チーム最年少の高卒右腕。「１年でも早くＮＰＢに行けるように」と新球団の門をたたいた。身長１８４センチの恵まれた体格から最速１４８キロを投げ込む、将来性豊かなホープだ。大分・柳ケ浦高では２年春からマウンドに立ち、ベスト８で涙を…

内野手・橘八重龍誠⚾異色の経歴　夢を追う
　高校時代はソフトボール部という異色の経歴の持ち主が、ドラフト指名の夢を追っている。昨季、独立リーグ・北海道ベースボールリーグで本塁打王に輝いた打力を武器に「まずはスタメンを目指して頑張りたい。目標は大きく侍ジャパン」と目を輝…

投手・奥田健誠⚾１５０キロ右腕　開花へ
　素質の開花を目指す最速１５０キロ右腕。身長１８５センチから投げ込む角度のある球が魅力で、「４０～５０試合は投げたい」と中継ぎでの地位確立を狙う。高校、大学、独立リーグと歩んできたが、「今まで満足した結果を出せていない」…

内野手・瀬井裕紀⚾小兵でも際立つ存在感
　身長１５９センチとチーム一の小兵。だがグラウンドに立てば機敏な動きとはつらつとしたプレーで存在感が際立っている。「小さくても、どこにいるのかすぐに分かるような目立つ選手でありたい」。紅白戦でも結果を残し、開幕スタメンへ猛ア…

外野手・増田将馬⚾三拍子そろった実力者
　独立リーグの四国アイランドリーグで昨季の盗塁王に輝いた韋駄天（いだてん）。シュアな打撃や、捕手経験があるほどの強肩も持ち味で、走攻守三拍子そろった実力者だ。昨季までアイランドリーグの徳島に２年間所属。昨季は盗塁数に加え、打…

投手・藤本颯太⚾直球磨き師匠に恩返し
　最速１５０キロの本格派右腕は、結果で“師匠”に成長を示す意気込みだ。昨季は関西独立リーグ・淡路島で当時指揮を執っていた赤堀監督の下でプレー。投手の基礎を教わった。再び同じユニホームに袖を通し「本当に良い縁をいただいた」…

投手・村上航⚾サイド転向　制球力向上
　サイドから繰り出す最速１５１キロの直球が魅力の右腕だ。昨年６月に決断した横手投げへの転向を機に台頭。自身に新たな可能性を見いだし、ＮＰＢ入りの夢を追う。大学に進んだ時点では野球を将来の職にするつもりはなく、準硬式野球部に入…

投手・早川太貴⚾元公務員右腕　夢を選択
　来静までは地元・北海道の北広島市役所で２年間勤務。だが「まだ伸びしろを感じる。最後に後悔なくやりたい」と夢への挑戦を選択した。２４歳の右腕にとってのＮＰＢ入りを懸けた勝負が始まる。高３夏の大会前に右肘頭骨折、大学ではコロナ禍…

投手・奥田域太⚾制球力武器、左の技巧派
　制球力を武器に打者を手玉に取る技巧派左腕。スライダーやカーブ、ツーシームを中心に計５種類の変化球を操り、勝負する。三重・菰野高時代に同学年の岡林勇希（現中日）と左右の二枚看板を張った。ともにプロ志望届を提出したが、自身の名…

内野手・仲村来唯也⚾逆方向の長打、強肩武器
　逆方向にも打球を飛ばせる強打と、深い位置からの力強い送球が魅力の内野手。大学、独立リーグで積み上げた実績を自信に「覚悟を持って」ＮＰＢとの対戦に挑む。環太平洋大では入学直後から三塁のレギュラーをつかみ、１年秋の明治神宮大会で…

捕手・深草駿哉⚾強肩が売り　打撃も進歩
　身長１６３センチと小柄だが、魂のこもったプレーとスローイング能力が売りの女房役。昨季は独立リーグの九州アジアリーグで最優秀選手（ＭＶＰ）賞に輝いた。「上のレベルでどこまで通用するか」と新天地に挑む。選抜出場を経験した日章学…

投手・東海林碧波⚾けが、病回復　再起期す
　今野球ができることが「めちゃくちゃ幸せ」と心から思う。けがや病に苦しんだ大学４年間。それでも復帰を諦めなかった大型左腕が、再びマウンドで躍動する時が近づいている。東京・早実高－早大とエリート街道を歩んだ。だが大学２年時に腰…

外野手・富山太樹⚾攻守に力強さ　質追求
　「ラスト１年勝負する」という強い覚悟で静岡に来た。攻守で力強さが光る万能型の外野手は、毎日少しでも前進しようと、地道な努力を重ねている。京都・乙訓高時代はプロ注目のサウスポー。同校初の甲子園出場となった３年春の選抜では２戦…

投手・二宮衣沙貴⚾実績豊富な“先発型”
　高校、大学、独立リーグと先発で実績を積み重ねてきた右腕。新天地でも、「イニング数、勝ち星、防御率、奪三振数。この四つにはこだわる」と“先発型”としての気概に満ちている。愛知大学リーグ１部の名城大では３年時に２戦連続完封を果…

捕手・草場悠⚾俊足と打撃でアピール
　５人の捕手陣で最年少の２０歳。「皆うまい。見習いながら食らいついていかないと」と危機感を募らせるが、５０メートル５秒台の俊足と打撃を売りにアピールを続ける...…

投手・野口渉⚾負傷前を上回る自分に
　負傷前の自分を上回るために、トレーニングとフォームチェックに余念がない。「試合はたくさんあるので焦らずに。復帰してからチームに貢献したい」。今は５月ごろの実戦登板を視野に、徐々に出力を高めている。…

内野手・宜保優⚾頭脳派　ＮＰＢの弟追う
　「論理的に技術をつくっていく」ことを信条に野球に打ち込む頭脳派。探究心と身体能力でさらなる高みを目指す。沖縄・那覇高時代には打撃映像を仲間に撮ってもらい、研究するなど熱心な姿勢で実力を伸ばしてきた。九州共立大（福岡）では１年…

投手・平間凜太郎⚾海外経験し投球術に幅
　　四国アイランドリーグのタイトルホルダーは、メキシコリーグで投球術に幅を広げ、２９歳の今なお成長を続けている。ＮＰＢ入りを目指した高知ファイティングドッグ...…

外野手ジェリソン・バスケス⚾打力、速さ、肩武器に
　助っ人らしい身長１９２センチの大柄な体で、打力、スピード、肩を売りにするドミニカン。実戦２試合目となった７日の教育リーグ広島戦では好機に中越え三塁打を放つなど、すでに実力の片りんを見せて…

内野手ブラウリオ・バスケス⚾守備位置問わず貢献
　内外野全てを守れるユーティリティープレーヤー。１８３センチ、１００キロの体格で俊足とパワーにも自信を持つドミニカ共和国出身の２４歳は、走攻守で結果を残し、１２球団入りを目指す。２０１６年…

投手ミゲル・モラ⚾直球に自信　三振量産
　最速９５マイル（約１５３キロ）の直球に力があるドミニカ共和国出身の２２歳。１９０センチの長身から角度もあり、三振を量産するタイプの本格派右腕だ。昨季までは米国のサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下でプレー。主に先発を任されな…

投手・山田門⚾チャンス得た高卒右腕
　２月の投手トライアウトで「全く想像していなかった」チャンスをつかんだ高卒入団の右腕。「ＮＰＢの１軍に上がり、名前の残る選手になりたい」と大きな夢を描いている。飛龍高では徹底した走り込みで、１３０キロに満たなかった球速は１４…