産学官連携し開発 栄養バランス弁当 天神屋で発売

 弁当・総菜販売の天神屋(静岡市駿河区)は13日、県民に栄養バランスのとれた食生活を促そうと産学官の連携で開発した「叶(かな)え~る弁当」=写真=を県内30店舗で発売した。

天神屋が発売した「叶(かな)え~る弁当」
天神屋が発売した「叶(かな)え~る弁当」

 2種類のご飯(白米と十五穀米)に、ひじき入りコロッケや若鶏のかす漬けなど10品を合わせた。野菜を豊富に取り入れ、カロリーと塩分を他の自社商品よりも低く設定し、県が定める「しずおか健幸惣菜(けんこうそうざい)」の基準を満たした。
 税込み753円。遠藤直哉執行役員は「野菜をたっぷり食べられるおいしい弁当に仕上がった。地域課題である健康寿命延伸に貢献していきたい」と話した。

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