まあるいダイコン持ってみよう 浜松でイベント 農業と科学の「おもしろ」発信

 浜松市を中心とした農業の課題や新たな事例を共有する「New浜名湖アグリフォーラム」(実行委主催)が12日、中央区の浜松科学館で開かれた。今年は一般向けに農業の魅力を発信するイベント「農業と科学のおもしろ発見フェス」を実施し、約750人が訪れた。

大きく育った地元産のダイコンを持ち上げる児童=浜松市中央区の浜松科学館みらいーら
大きく育った地元産のダイコンを持ち上げる児童=浜松市中央区の浜松科学館みらいーら

 緑茶品種サンルージュにレモン果汁を混ぜるとピンク色に変わる実演やミニトマトの糖度計測など13のブースが設けられ、多くの親子連れでにぎわった。
 サッカーボール大の丸みを帯びた地元産ダイコンや農作業で使用するドローンの展示、ウナギイモのスイートポテト作りなどの体験コーナーも人気を集めた。県居小4年の田中悠一君は「長ネギの皮をむく体験が楽しかった」と述べた。
 村松正浩実行委員長(40)は「子どもたちが農業に興味を持つきっかけになれば」と話した。

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