「合格」だるまに願掛け 浜松市中央区 虚空蔵尊大祭
願掛けのだるま市として知られる「虚空蔵(こくうぞう)尊大祭」が10日、浜松市中央区新橋町の蔵興寺(通称虚空蔵寺)で始まった。11日まで。
![僧侶に願い事を書き入れてもらう受験生ら=浜松市中央区の蔵興寺](/news/images/n142/1411131/IP240210TAN900011000_0001_CDSP.jpg)
蔵興寺は「知恵と福徳の仏様」とされる虚空蔵菩薩(ぼさつ)が本尊。大祭に訪れた受験生ら参拝者は、大小さまざまな縁起物のだるまを買い求めた。僧侶に筆で「合格祈願」や「商売繁盛」など願い事を書き入れてもらい、本堂で祈願を受けた。
大学受験を控える浜松市立高の西村陽菜さん(18)は「大祭には毎年来ている。今年は受験勉強を頑張ってきたので御利益があれば」と合格を祈った。期間中は門前の県道約400メートルに約50軒の出店が並ぶ。