遊具や楽器など特支36校に寄贈 スズキ教育文化財団

 スズキ教育文化財団(浜松市)は、県内の特別支援学校36校のPTAに、児童生徒が学校で使用する屋外遊具や楽器、支援機器などを寄贈した。

代表の鈴木PTA会長(左)に目録を贈る鈴木理事長(右)=浜松市内
代表の鈴木PTA会長(左)に目録を贈る鈴木理事長(右)=浜松市内

 浜松市で行った寄贈式には関係者約80人が出席した。理事長の鈴木俊宏スズキ社長が、代表で浜松特別支援学校(同市)の鈴木奈美PTA会長に目録を手渡した。鈴木理事長は「学習やスポーツなど個々の可能性を広げられるよう、さまざまな場面で活用してほしい」と述べた。
 各校側の希望に応じて同財団の選考委員が決定し、屋外複合遊具、電子ドラムや和太鼓などの楽器、電子黒板、拡大読書器などを順次贈る。浜松特別支援学校の佐藤徹校長は「いただいた支援を子どもたちの笑顔や学びの深まりにつなげていきたい」と感謝した。
 財団の特別支援学校支援は5回目。今回を含め延べ169校のPTAに総額約1億3983万円分の物品を贈った。

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