育てたソバ、自分たちで製麺 3、4年生体験 給食で提供 静岡市葵区・大川小中

 静岡市葵区の大川小中でこのほど、自分たちが栽培した在来種ソバを使った「そば打ち体験」が開かれた。3、4年生や教諭ら6人が、地元のソバ愛好家グループの指導を受けながら取り組んだ。

自分たちの育てたソバの製麺作業に取り組む児童=静岡市葵区の大川小中
自分たちの育てたソバの製麺作業に取り組む児童=静岡市葵区の大川小中

 講師は「大川100年そばの会」(牧野力雄会長)の2人。児童たちはまず石臼を使った製粉作業を体験。水とそば粉を丹念にこねて作った生地を棒で薄くのばしたり、包丁できれいに切りそろえたりして、1時間ほどで生そばを作り上げた。
 早速ゆで上げ、つゆや薬味と共に味見した。残りのそばは給食で他の児童生徒に振る舞われた。4年の川久保純之介君(10)は「久しぶりのそば打ち。おいしく出来上がって良かった」と話した。
 (写真部・坂本豊)

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