児童ら餅つきとしめ縄作り体験 湖西の自然クラブ

 湖西フロンティア倶楽部(クラブ)が主催する小学生向け講座「今川こども自然クラブ」がこのほど、湖西市大知波のおちばの里親水公園で餅つきとしめ縄作りの体験活動を行った。市内の小学生と保護者約30人が約4キロのもち米を炊いて石臼で餅つきを行い、本年度の活動を締めくくった。

石臼でもち米とサツマイモをつぶして「ねったぼ」を作る子どもたち=湖西市大知波のおちばの里親水公園
石臼でもち米とサツマイモをつぶして「ねったぼ」を作る子どもたち=湖西市大知波のおちばの里親水公園

 子どもたちはスタッフの指導で順番にきねを持って餅をつき、一口大に取り分けてあんこをくるんだり、きな粉をまぶしたりした。もち米とサツマイモを混ぜてつぶした後、丸めてきな粉を付ける九州地方の郷土料理「ねったぼ」も作り、3種類の味を食べ比べた。
 鷲津小6年の福留希生さん(11)は「餅つきが上手と言われてうれしかった。サツマイモが入ったお餅を食べたのは初めてで、おいしかった」と話した。
 子どもたちが協力して作った大型クリスマスリースを公園内に設置した。来年1月中旬まで展示する。

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