田方農高生と植栽 公園花壇華やかに ソロプチ伊豆天城

 国際ソロプチミスト伊豆天城はこのほど、田方農高(函南町)の生徒らと一緒に、伊豆の国市の蛭ケ島公園の花壇に花の苗を植栽した。花壇を上から見ると、ハートや北条家の家紋「三つ鱗(みつうろこ)」の形に見えるように植え方を工夫した。

花の苗を植栽する田方農高の生徒=伊豆の国市の蛭ケ島公園
花の苗を植栽する田方農高の生徒=伊豆の国市の蛭ケ島公園

 同団体、同校ライフデザイン科セラピーコースの2年生と市商工会女性部の有志計約30人が、同校で育てた苗を植栽した。色とりどりのパンジーやシロタエギク、ビオラなど400株のほか、チューリップの球根も植えた。赤や黄、紫色のカラフルな花壇ができあがった。
 同校の駿藤幸花さん(17)は「大人の方とコミュニケーションもとれて良い経験になった。公園に来た人が喜んでくれるといい」と振り返った。同団体の山田久美子会長は「これまでも交流を深めてきたので、一緒に活動できてうれしい」と話した。
 同団体が30周年記念事業として、史跡の美化活動や地域貢献活動の一環で実施した。同校とはスポンサーとして30年近い付き合いがある。
 来年3月が見ごろで、5月ごろまで花は咲いているという。

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