赤カブの漬け込み本格化 静岡葵区大川地区

 静岡市葵区の大川地区でこのほど、特産「赤カブ」の漬け込み作業が本格的に始まった。作業は来年1月下旬まで続くという。

漬け込みのため切りそろえられる赤カブ=静岡市葵区日向
漬け込みのため切りそろえられる赤カブ=静岡市葵区日向

 大川地区の同区日向にある農産物加工所「まいれー大川」(森久子代表)には20日、同じく藁科川流域の同区小瀬戸、坂ノ上から多くの赤カブが持ち込まれた。「今年は秋も高温傾向だったので作柄を心配したが、多くの色鮮やかな赤カブが集まってくれた」と森代表。加工所では、女性5人が手際よく包丁やスライサーで赤カブを切りそろえ、丹念に塩もみ。その後、自家製の調味料に漬け込み「千枚漬け」や「切り漬け」に加工する作業を行った。
 漬物は地元産の茶やシイタケなどの他製品とセットにして通信販売するほか、JA静岡市のファーマーズマーケット「じまん市」などに並ぶ。問い合わせは、まいれー大川<電090(7696)2003>へ。
 (写真部・坂本豊)

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